Amazon Echo買ってみた
ついに我が家にもスマートスピーカーがやってきた!
その名もAmazon Echo!!
ご存知の通り、Amazonから発売されているスマートスピーカーです!

(※現在は抽選販売のみの取り扱いになっています)
(2018年3月30日一般販売開始!)
私が購入したのは3種類のうちEchoというモデルのサンドストーンというカラーです。

というわけで今回はAmazon Echoを徹底レビューしたいと思います!
動画も作成してみたので是非ご覧ください。
Amazon Echoができること。
- 音楽の再生
- 家電の操作(照明のON/OFF、テレビをつける等)
- 天気やニュースの読み上げ
- スケジュールの確認
- Amazonでの買い物
- 本の読み上げ
- 牛丼や寿司の注文
- タクシーの配車
- レシピの読み上げ
ざっと挙げただけでもこれだけのことがAmazon Echoでできてしまいます。
中でもAmazon Echoにしかできない機能が「Amazonでの買い物機能」と「本の読み上げ機能」。いずれもAmazon Prime会員ではないと使えない機能にはなりますが、他の製品ではできないという点でやはりメリットになってきます。ショッピングサイトのAmazonならではの機能とも言えますね。(ショッピング機能については動画内でも解説しています)
そしてこれ以外にも専用のスマホアプリから「スキル」を追加することで、機能を追加/拡張することが可能です。
下の画像のように様々なジャンルからスキルを検索することができます。

例えばラジオの機能を追加したり、自分の好みのニュースサイトを追加したり、しりとりや英語クイズなどのゲームを追加したり、Alexaに筋トレの教官になってもらったり、クックパッドなどのレシピスキルを追加して今日の晩御飯のメニューを提案してもらったり、ピカチュウを呼び出してみたり・・・
現時点でも実に様々なスキルが用意されており、間違いなくユーザーのニーズを満たしてくれる環境が出来上がっています。今後新しいスキルが開発されていくことは間違いないでしょう!
Prime会員ならAmazon Echoがお得

みなさんAmazon Prime会員ですか?
Prime会員であればよりお得にAmazon Echoを利用することができるのでおすすめです。
というのもスマートスピーカーで音楽を聴こうとする場合、必ず何かしらの音楽ストリーミングサービスに入会する必要があるのですが、Prime会員の場合そのランニングコストが最も安いのです。
例えばGoogleHomeの場合、GooglePlayかSpotifyに入会する必要があり、月額はいずれも980円です。(Spotifyは無料でも聴けますが、制限があります)
AppleのHomePodの場合はApple Musicでしか音楽を聴けないので、これもまた月額980円が必要になります。
そしてAmazon Echoですが、Prime会員(月額480円)になっているだけで100万曲の音楽を聴くことができます。正直これだけでも十分なのですが更に月額780円払えば音楽ストリーミングサービスシェアNo.1のSpotifyと同程度の4000万曲が聴き放題になります。つまり他のサービスを利用するより200円お得に利用できる訳です。(私はSpotifyから乗り換えました)

音楽ストリーミングサービスの比較については以下の記事なども参考にしてみてください。
『定額制の音楽配信サービスおすすめ8選』 ー by applio
勿論音楽は聴かないという人もいるかと思いますので、そうなってくると今後の将来性に投資をするという意味でGoogleHomeかAmazonEchoの二択になってくると思います。
また本体価格の面で見ても今のところAmazonのスマートスピーカーが割安と言えます。
GoogleHomeが15,120円、GoogleHomeMiniが6,480円なのに対しEcho Dotなら5,980円、Echoなら11,980円、スマートハブを内臓したEcho Plusでも17,980円と非常にお買い得感があります。
使ってみた
今回も動画を作成してみたので是非ご覧ください。
動画内では以下を解説しています。
- おはよう
- 天気予報
- 音楽を聴く(自動選曲)
- レシピを聞く
- 子守唄を歌ってもらう
- ただいま
- 買い物をする(その1)
- 買い物をする(その2)
- 本の読み上げ
- 登録していないスキル
- スキル検索画面
- Alexaに適当に歌ってもらう
実際にしばらく使ってみて、利用頻度の高い機能は上記のうちおはよう、天気予報、ニュース、音楽、子守唄(子供がいるので)でした。
おはようの機能はただ挨拶を返してくれるだけではなく「おはよう」の後にニュースを知らせてくれるので便利です。朝会社に行く前などはこのニュースを聞いて、更に支度をしながら天気予報とNHKのニュースを聞いています。
音楽に関しては基本的に曲名やアーティスト名を指定せず聴くことがほとんどです。動画内では「朝にぴったりの音楽」と言って音楽を流してもらっていますが、他にも「オススメの洋楽」や「1998年に流行った曲」、「楽しくなる曲」などその時の気分に合わせて自動で選曲をしてくれるので非常に便利です。再生中の曲はアプリに表示されているので、新しいアーティストを発見できる楽しみもあります。
ちなみに子守唄の選曲はかなり優秀で、高確率で子供を寝かしつける側の大人まで眠りについてしまいます・・・笑
尚、動画では紹介できなかったテレビや照明などの家電の操作についてはまた別の記事にて紹介したいと思います。現在のところは別売りのハブを買うか最初からEcho Plusを買うかしないとこの機能を利用できないようになっているので、我が家では今後導入予定です。しばしお待ちを。
牛丼の注文なども実験的にやってみたいですね。
ショッピング機能は実用的か
さて皆さんの最大の疑問であろうショッピング機能の実用性についてです!
ショッピング機能はAmazonEchoだけにしかないまさに目玉です。これが実用レベルなのかどうかですが・・・
YES!めっちゃ普通に使えます!実用レベルです!
正直これには驚かされました。
事前情報では「一度買い物した商品しか買えない」「アプリで登録した商品しか買えない」ということだったのですが全くそんなことはありません!
動画を見ていただけると分かるのですが、「カービィのゲームが欲しいんだけど」と言っただけで私の欲しかったこれ↓
を見事に引き当てました!
わざわざ商品名を言わなくてもキーワードを言えばそのキーワードの検索上位の商品をすすめて来るようになっているんですね。おまけにその商品情報をアプリに送信してくれるという徹底っぷり。これで一応は自分の買おうとしている商品を目で確認できるわけですね。
しかも事前に設定をしておけば音声でパスワードを入力するだけで購入が完了してしまいます。
勿論商品も翌日にきちんと届きました!
いや〜Amazonすげぇです。
感想まとめ
いやほんと、スマートスピーカーというやつを完全に甘く見ていました。
家で声なんてわざわざ出さないだろ!とか思ってもいました。
でも実際に使ってみて分かったのが、1つのことをやりながら他のことを音声でコントロールできる便利さ。音声でコントロールし音声で情報をキャッチできることの効率の良さです。
そんなことしてたら人間ダメになるわ!って言われそうなもんですが、スマートスピーカーは間違いなく今後スタンダードとなっていくと確信しました(おそらく家に組み込まれるような形になると思いますが)。
音の良さにも驚かされました。
そもそも音質を求めるようなものではないと思っていたので音質のことは全く気にもしていませんでしたが実際に聴いてびっくり。ウーハーとツイーターがなかなかいい仕事をしています。音量も上げれば大きすぎるぐらいまで上がります。
AppleのHomePodは音質重視のスマートスピーカーだということですが、聴き比べをしてみたいと素直に思います。結構AmazonEchoも負けず劣らずなのでは?なんて思ってしまいます。
マイクに関しても感度が良すぎるくらいです。
AmazonEchoは360°どこからでも音声をキャッチできる唯一のスマートスピーカーなのですが、その売り文句通りどこから声かけてもどんな雑音が混じっていても音声を聞き取ってくれます。
動画を編集している最中、PCから流れる「Alexa、おはよう」という音声にも反応していて笑えました笑

音声認識の点でもう1つAmazonEchoが優れているのは、命令を出すとき「Alexa」というトリガーとなる単語を言ってから「〜して。」と言うのですが、この時「Alexa」と「〜して」の間に間を入れなくてもちゃんと音声を聞き取ることができることです。
要するに「Alexa、〜して。」ではなく「Alexa〜して。」と早口目で言っても聞き取ってくれるわけです。
しかもGoogleのように「OK Google」みたいな長い言葉を言わなくて済むのがかなりいいです。Appleの場合も「Hey Siri」ですよね。しかも両者ともある程度言葉の間に間がないときちんと聞き取ってくれないというのが私の印象です。
音声で操作をすることが基本のデバイスなので、こういった細かい作り込みができているのがとても素晴らしいです。
機能面ではスキルの追加による機能拡張が将来性を感じさせてくれます。今後スキルの開発に企業や個人などが多く参画し、スマホのアプリのように盛り上がってくるのは間違い無いですね。そう言う意味では無限の可能性を感じます。連携企業も今後増えてくることでしょう。

とは言うものの実際に高頻度で使うスキルはかなり限られているのも事実です。
天気予報やニュース、音楽の再生、家電の操作、ラジオ、スケジュールやリマインダー、タイマー機能、などがよく使う機能ですが、レシピの読み上げ、ショッピング機能などは実際そんなに使いません。
そもそも面白いスキルがあったとしてもそのスキルの呼び出し方を忘れていたり、色々スキルを有効にしすぎてどんなことができるのかをそもそも覚えていなかったりするので、自然と使う機能は絞られてくるような気がします。
ちなみにスケジュールやリマインダーはApple IDと連携することができるようになっているので、iPhoneの純正アプリで入力した物をそのままEcho側が通知してくれるのでかなり便利です。まさかApple IDと連携できるとは思っていなかったので純粋に驚きました。
最後になりますが(長くてすみません)、妻からもかなり好評で、毎朝天気予報とニュースを聞き、子供を昼寝させる時には子守唄やオルゴールミュージックを流したり、料理の時はメニューを提案してもらったりタイマー機能を使ったりしているみたいです。たまに何気ない日常会話をしたいと思って話かけるらしいのですが、返ってくる答えはいつも「すみません、私には分かりません」なんだと嘆いています。AIが人間の話し相手になるにはもう少し時間がかかりそうですね笑
欠点を少し
- 電源を必要とするので気軽に移動できない
- 対応する会話のボキャブラリーが少ない
- 柔軟な日本語に対応できない
- 家電の操作は少しハードルが高い
- Prime会員でないと恩恵があまりない
欠点としてはこれくらいですが、この中でも家電の操作のハードルの高さは最大の欠点と言えると思います。
先にも書きましたがハブと呼ばれるものや赤外線操作に特化した製品を別途購入必要があり、コスト面では満足できるものとは言えません。しかもまだまだ日本はスマートホーム化への動きが遅れており、対応している製品はほとんどありません。
今のところ最も簡単で分かりやすい方法はEcho Plusを買ってスマートホーム対応の電球をつけることでしょうか。
家電の操作に関しては別の記事で紹介する予定ですのでしばらくお待ちください。
あと地味に不便なのがコンセントを必要とするところです。考えてみればまぁしょうがないところではありますが、気軽に移動させられないというところに多少ストレスを感じます。
何台も買って各部屋に設置するわけにもいかないので、先にも述べましたように家へビルドインするタイプが主流になるだろうと予想します。
Prime会員に入らないと全ての恩恵を受けられないのも非Amazonユーザーには欠点なのでしょうが、そういう人はAmazon Echoにたどり着かないような気もします。私的にはAmazon Prime会員に入らない理由が今のところ見つからないので、まだ会員でない人は是非チェックしてみることをオススメします。
とまぁこのようにまだまだ発展途上のスマートスピーカーではありますが、今後主流となってくるのは間違いないはずなので今のうちに手に入れて時代の流れについていくことを私は強くオススメします!
最後に
これを読んで購入を検討されるという方はAmazon Echoの場合だと三種類のラインナップがあるのでそこから用途に合わせて選べばいいかと思います。
機能的にはEcho Plusにスマートホームハブが内臓されているという点以外違いはありません。ただし最安価モデルのEcho Dotの場合ウーハーもツイーターもついていないので、音質や音量的な部分で劣ります。とはいえ外部スピーカーを繋げれば問題解決となるので、とりあえずお試しにという方はEcho Dotでもいいかと思います。
逆にEcho Plusに内臓されているスマートホームハブは現時点で対応製品が少ないので、まだ手を出すには早いかなと思います。他の記事を読んで見てもEcho Plusを勧めているところはほとんど無いので、今後に期待ということで。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。